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2012年度の活動状況

特別授業

活動報告写真

 1月27日(日) に、「特別授業」として、浜田市田橋町の扇原茶園にご協力いただき、日帰りの研修会を行いました。テーマは「地域の特性を生かしたグリーン・ツーリズムの実践を考える」です。参加者は担当教員のゼミ生を中心に7名でした。
 午前中は、実践に活用できる素材探しなどを目的として、地域の散策をしました。しだいに降雪が強くなりましたが、地域のみなさんに出会う機会もあり、よかったと思います。昼食には、鯖の煮食いを調理し、いただきました。午後は、午前中に見聞したことをもとに、浜田市、あるいは、田橋町の地域特性を生かしたグリーン・ツーリズムの実践を考えました。参加者からは、四季折々の素材を生かす、子どもの宿泊体験に学生が参加するといった意見が出されました。


学外授業Cコース

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 12月8日(土) に、大田市温泉津町を訪れ、第4回全国まちあるき観光サミットin石見銀山にも参加しました。参加者は9名でした。
 午前中は、JR温泉津駅から、浅原才市の家、ゆうゆう館、内藤家屋敷、龍御前神社、恵b寺、薬師湯、元湯まで、温泉津の町並みを散策しました。このたびは、ガイドを伴わず、担当教員が引率して歩いたので、温泉津町の魅力はあまり伝わらなかったかもしれません。
 全国まちあるき観光サミットのほうは、情報も不十分なまま参加したこともあり、学生にはとまどいもありましたが、豊富な事例報告、魅力的なトークセッション、活気あふれるワークショップと、充実した内容だったといえるでしょう。自分たちでも何かを企画したくなるような、元気をもらえた会でした。


学外授業Bコース

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 12月1日(土)に、石見銀山を訪問しました。2012年は、「石見銀山とその文化的景観」が世界遺産登録なって5周年となります。ときおり雨が降り、気温も上がらないあいにくの天候でしたが、26名の参加を得て無事に実施することができました。
 12月に入り、冷えこんだ天候のわりにはそこそこの数の観光者が訪れている印象でした。私たちは、石見銀山ガイドの会のガイドさんにご案内いただき、午前中に石見銀山世界遺産センターを、午後に龍源寺間歩と大森の町並みを見学しました。観光対象そのものもさることながら、ガイドさんのガイド技術には感心させられました。観世音寺から町並みを俯瞰しながら、世界遺産観光の意義を語られたところなどは、ちょっとした講義を聴いたように思います。


学外授業Aコース

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 11月4日(日) に、浜田市のまちあるきを実施しました。コースは、しまねお魚センターから、浜田市公設水産物仲買売場をのぞいて、浜田漁港をぐるっと回り、御便殿、浜田城跡などをたずね、島村抱月旧居のある紺屋町を通り、震災紀年之碑、出雲大社石見分祠を見て、岡本道女の墓やジェンナー頌徳碑のある鏡山まで歩きました。このたびは瀬戸ヶ島には行きませんでしたが、漁港のまわりは、「活気みなぎる浜田漁港を巡るみち」として「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれています。牛市町の山陰本線鉄橋脇に立つ震災紀年之碑は、1872年(明治5)の浜田地震を記念したもののようです。これらが観光対象となり得るかどうかは別にして、ふだんは私たちも気にとめないけれど、さまざまな素材があることをあらためて認識しました。


問い合わせ

〒697-0016
島根県浜田市野原町2433-2
島根県立大学総合政策学部
林 秀司研究室

TEL. 0855-24-2234
FAX.